都知事候補に第二次文春砲

立候補なんかしなければ、自身の痴態をこうも公に晒されずに済んだものを。

しかし、自身の身を振り返って後ろ指さされない生き方をしている方が何人いるんだろう。

聖書の中でイエスが説いた、罪の無いもののみ石を投げなさいと言った時に投げられる人はいなかったという一節がある。

自分のことを棚に上げて人を批判する精神も大変大事だし、こと政治家なんぞになろうという人間は本当に些細なことにも気をつけなくてはいけない。

ただ、政治家を選ぶ時にはそれよりも大事な判断基準となる能力がある。極論を言えば、多少の罪悪を抱えている人であってもその自治体や国をより良い状態に持っていけるならそちらの方にこそ価値がある。

俺の敬愛するローマのハゲの借金王ことユリウスカエサルにしたところで、人の奥さんに手は出すわ（1人2人では無い）、借金しては踏みたおしまくるわで、ろくでなしの先駆者みたいな人だったと言われている。

それでも彼はローマに大きな国益をもたらし、今尚語り継がれる指導者として歴史にその名を刻んでいる。

今回の都知事選にカエサルを望むのは無謀だとは思うが、果たして誰が一番の適任なのか。その議論がこの報道で搔き消えるのは少し残念ではある。

まぁ記事の人物は能力ももともと無いから良いんだが。落ちろ落ちろ。